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アニメーションスタイル

ポーズからポーズへのトランジションは、そのスタイルによってキャラクターの演技やトーンが大きく変わります。映画のような、滑らかで実写さながらのクローズアップから、アニメで見られるような軽快で大げさなカットまで、モーションのタイミングと動きは、非常に重要な要素となっています。こうした動きを細かく調整できるよう、SGXではポーズとポーズの間の動きを選択できる、Ease(イージング)、Linear(リニア)、Stepped(コマ送り)という3つアニメーションスタイルを用意しています。デフォルトのスタイルは、動きが最も自然なEaseです。

3つのスタイルはいずれも同じSGXマッスルダイナミックシミュレーションをベースにしていますが、違いは、基盤となっているマッスルの動きの処理方法がそれぞれで異なるという点です。したがって、どのスタイルでも、声の強度やリズム、発音に合わせた正確なリップシンクと、自然な感情表現を生成できます。どのスタイルも、言語やキャラクターを問わず使用できます。また、リグに依存しないため、ニーズに応じて柔軟に対応できます。

3つのアニメーションスタイルの比較

Ease

デフォルトのスタイルであるEaseは緩急のある滑らかなモーションで、リアルな演技を生成したい場合に最適です。

Ease

Linear

Linearスタイルでは一定の速度でアニメーションが動くため、ロボットのような遷移になります。なお、Linearを使用する場合、言語モジュールを選択する必要があります。汎用のリップシンクモデルには対応していません。

Linear

Stepped

Steppedの場合、アニメやストップモーションなどで見られるコマ撮りのような動きになります。ポーズとポーズの間のコマをほぼすべてなくして直接遷移するため、大胆で印象的な効果を生み出します。

コマ送りアニメーションは、コンピュータアニメーションでありながら手描きの味を出せるため、従来のアニメや、『ウォレスとグルミット』や『チキンラン』のようなストップモーションのクレイアニメーションのような雰囲気を再現できます。近年のコマ送りアニメーションで有名な作品の例としては、『LEGOムービー』や、2Dアニメーションの長寿作品である『サウスパーク』があります。

なお、Steppedを使用する場合、言語モジュールを選択する必要があります。汎用のリップシンクモデルには対応していません。

Stepped

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