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SGXとは

SGXは、音声から顔の動きを自動生成する手続き型のフェイシャルアニメーションシステムです。

正確なリップシンクのほか、顔全体の感情エクスプレッション、頭部のモーション、ブレス、まばたき、アイダートといったノンバーバルのビヘイビアを生成でき、高品質のフェイシャルアニメーションコンテンツを自由に、手軽に作成することができます。

対応言語に制限はありません。実在しない架空の言語にも使用できます。インプットは音声ファイルですが、オプションで音声のスクリプトを追加することも可能です。こちらは11言語(14種類)に対応しており、より高品質なリップシンクを実現します(「言語のサポート」参照)。アウトプットされるアニメーションファイルは、ゲームエンジンなどの3Dアニメーションシステムにインポートできます(「アニメーションの統合」参照)。各キャラクターに合わせてビヘイビアや特有のしぐさを調整したキャラクターコントロールファイルを最初にセットアップすることで、どのようなタイプのリグにも対応します。

SGX 4スイートには、以下の3つのコンポーネントが含まれています。

  • SGX Producer:バッチ処理を実行するコマンドラインツール

  • SGX Director:インタラクティブな方法で処理と編集を行えるデスクトップツール

  • SGX Studio:3Dゲームエンジンやアニメーションツール用のプラグイン。現時点ではMayaとUnreal Engineに対応

基盤となっているテクノロジーについては、「弊社のテクノロジー」を参照してください。

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SGX 4の新機能

SGX Producer

SGX 3の後継となる中心的なバッチ処理システムです。前バージョンから改善された点は以下のとおりです。

  • 処理速度の向上

  • フレームレートのコントロール

  • エフォートの検出

  • より高性能な新しいスクリプトマークアップシステム(「ビヘイビアマークアップ」参照)

  • SGX Directorで編集したイベントの再処理に対応

SGX Director

出力されたアニメーションに対して直接作業できるツールです。アニメーションのプレビューや変更、再処理といった作業がこれ1つで完結します。以下の機能を備えています。

  • 音声とアニメーションを再生できる、リアルタイムのインタラクティブなタイムラインエディター。

  • ダイアログを1行単位で処理・再処理できる機能。

  • 単語の位置合わせ、ビヘイビアモード、エクスプレッション、各種モディファイアといった編集可能なメタデータ。演技に変更を加えるには、スクリプトのマークアップではなくメタデータを使用します。

SGX Studio

各種ゲームエンジンやデジタルコンテンツ制作ツールに対応したプラグインで、キャラクターのセットアップ、アニメーションのインポートおよびプレビューという機能を搭載しています。SGX 3のSG Studioツールの後継であり、改善された点は以下のとおりです。

  • セットアッププロセスの速度向上

  • SGX Directorのタイムラインエディターから出力されるアニメーションのプレビュー

  • まぶたの交差を防ぐ新しいポーズ

  • Unreal Engineをはじめとするゲームエンジンとの統合

マークアップシステムの変更点

SGX 3のマークアップシステムは、新しいマークアップシステムに変更になりました。新しいシステムの特長は以下のとおりです。

  • 丸かっこに代わってXML形式のタグを使用

  • アトリビュートを拡充

  • オートモードをグループ単位ではなく個別に有効にすることが可能

  • オートモードからビヘイビアモードへのカスタムマッピング

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