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リソース

[Resources]タブ([View]>[Resources])では、キャラクター、言語、ビヘイビアといった、処理の構成に関するリソースを設定できます。SGX Directorはこの構成を使用してイベントを処理します(「処理の構成」参照)。

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キャラクター

音声からアニメーションを生成する処理で欠かせないのがキャラクターコントロールファイルです。このファイルは、SGXがキャラクターを動かすうえで必要になる、キャラクターのマッスルやビヘイビアモードに関する情報がすべて入っているファイルで、使用できるビヘイビアモードやエクスプレッションもわかります。

[Resources]タブの[Character]セクションには、これまでに作業したことがあるキャラクターコントロールファイルの一覧が表示されています。現在選択しているキャラクターが作業対象のキャラクターです。

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この一覧にキャラクターコントロールファイルを追加するには、[+]ボタンをクリックします。ファイルブラウザが表示されるので、追加するキャラクターコントロールファイル(.k)を選択して開くとリストに追加されます。

[-]ボタンをクリックすると、現在選択しているコントロールファイルがリストから削除されます。

言語

インプットにスクリプトが含まれている場合は(「インプットの方法」参照)、言語モジュールを選択します。サポートされている言語と言語の選択に関するガイダンスについては、「言語のサポート」をご覧ください。

[Resources]タブの[Language]セクションで、ドロップダウンから適切な言語を選択します。この一覧に表示される言語は言語ディレクトリにある言語です(「言語ディレクトリの設定」参照)。

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スクリプトを使用しない場合は、[Universal]を選択します。こちらは人間の声道(声帯から口や鼻までの声の通り道)の一般的な動きをモデル化した汎用モデルで、実在しない架空の言語を含むすべての言語に対応します。

ビヘイビアコントロール

[Resources]タブの[Behavior]セクションでは、イベントの処理中に適用されるビヘイビアコントロール(ビヘイビアモードとモディファイア)を設定できます。

キャラクターや言語の設定を切り替えると、キャラクターと言語の特定の組み合わせ(キャラクターA + 日本語 など)で使用されたビヘイビアコントロールがSGX Directorに記憶されます。

通常モード

通常モードはすべての場面に適用されるビヘイビアモードです(ただし、音声でオートモードが検出された場合を除く)。通常モードは、[General Mode]のドロップダウンメニューから選択します。

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そのキャラクターで使用できるビヘイビアモードがすべて表示されるので、通常モードにするモードを1つ選択します。

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オートモード

[Auto Modes]セクションでは、オートモードを有効にして特定のビヘイビアモードに紐づけることができます(概要については、「SGXのコンセプト」の「オートモード」を参照)。

オンにしたオートモードが音声で検出されると、そのオートモードがトリガーされます。

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オートモードをオンにしたら、そのオートモードが検出された場合にトリガーされるビヘイビアモードも指定します。ビヘイビアモードの名前は、オートモードの名前と同じであることが多く、[Positive]というオートモードの場合、[positive]というビヘイビアモードに紐づけることができますが、[happy]などほかのビヘイビアモードに紐づけることも可能です。

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モディファイア

ビヘイビアモディファイアは、動きの大きさ、速度、頻度のような、演技の各要素を調整できる数値のパラメータです。各種モディファイアの概要については、「SGXのコンセプト」の「ビヘイビアモディファイア」をご覧ください。

[Modifiers]セクションでは、各モディファイアの設定値を調整できます。

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ローカル設定の優先

処理の際、以下の2点はリソースタブで設定したビヘイビアコントロールの値より優先されます。

アニメーションスタイル

[Resources]パネルの[Animation Style]のドロップダウンメニューからアニメーションスタイルを選択します。なお、[Linear]と[Stepped]は必要なアルゴリズムの関係で、汎用の言語モデルでは使用できません。この機能の概要については、「SGXのコンセプト」の「アニメーションスタイル」をご覧ください。

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